2011年 12月 09日
だいぶ前の続きー
前回は全塗装まで行ったので、スミ入れ&ウォッシングを施し、緑の塗膜を剥がして下地の銀を露出させるハゲチョロをしました。
普通金属というのは錆びます。零戦を始め当時の航空機にはアルミや銅、マグネシウムの合金であるジュラルミンが多く使われていましたが、これも錆びます。
そこで多くの場合、防錆処理として錆び止めプライマーを塗布します。プライマーで表面をコートすることで酸素を遮断して酸化を防止するのですね。よく赤褐色に塗装された鉄骨を建築現場で見ますが、アレです。
で、日本海軍の場合この錆び止めプライマーは青色のものでした。それをケチってうすーく塗っていたためジュラルミンの銀が透けてメタリックブルー、つまり青竹色に見える訳ですね。そしてジュラルミンの地肌のままでは中々塗料の密着性が悪く、プライマーを塗ることによって密着性を向上させてました。しかし、大戦末期になると一刻も早い完成が要求されたためこの工程が省かれ、プライマー無しで直に塗装が施されるようになります。さらに上に塗る塗料自体の質も低下していました。その結果、さほど使ってないのにどんどん塗装が剥がれてあら不思議、あっという間に歴戦の機体風に!という現象が起きます。末期も末期になると工場出て納入されて即特攻ですから塗装が剥げる暇すらなかった機体も数多くありますが・・・
模型的にはこの塗装剥げの再現は大戦末期の日本軍機を作る上で「それっぽさ」を表現するのに、その手軽さも相まって非常に好都合です。
方法としては下地に銀を塗装→機体色を塗装→機体色を剥がして下地を露出させる、というのと機体色の上に銀を描き込んでいくというのが主です。
前者は実機の塗装剥げと同じ過程なのでよりそれっぽくなりますが、後者の方が手軽です。
塗装は剥がす場所も適当ではなく、整備員や搭乗員が触れるところ、応力が集中するところ、温度変化が激しいところに塗装剥げは発生します。具体的に場所を言えば翼と胴体の接合部、コクピット周辺、主翼前縁等ですね。また、エンジン始動時に機体が暴れないように尾翼のところにバラストや人を乗せていたという話ですから、その部分も塗装剥げが発生します。
逆に国籍マークや敵味方識別帯は塗装が剥げたら整備員の手によって直ちに塗り直されたそうですから、この部分はあまり剥がさない方が良いと思います。
この作業には実機写真が一番参考になるので、手元に用意しておきましょう。
それと機体下面も巻き上げた砂とかで同様に塗装が剥げると思うのですが、下面が分かるアングルで撮られた写真なんてごくごく限られているのでどんな風に剥げるのか謎・・・
はい、長々書きました。次はデカールを貼ります。
キットには大変質の良いデカールが付属します。
かなり柔らかいのでマークソフターは使わない方が無難かも・・・・使ったけど・・・
ここら辺の手順は人によって前後するところで、デカールを貼った後にスミ入れやウォッシングをする人もいますね。多分その方が統一感が出るのでしょうけど、個人的にはウォッシングでガシガシやっている時にデカールを破いてしまうのが怖いのでウォッシング→デカールにしてます。
各部品を取り付けて完成!
エンジンカウルはセミグロスブラックで塗ってます。
実は部品を二つほど無くしていて、一つは脚のカバー。もう一つは右翼のエルロン作動ロッド。結局どちらも見つからず自作したのですが、エルロン作動ロッドは再び紛失・・・もう諦めました・・・
後日、完成記事を書きます。
ではでは・・・・

普通金属というのは錆びます。零戦を始め当時の航空機にはアルミや銅、マグネシウムの合金であるジュラルミンが多く使われていましたが、これも錆びます。
そこで多くの場合、防錆処理として錆び止めプライマーを塗布します。プライマーで表面をコートすることで酸素を遮断して酸化を防止するのですね。よく赤褐色に塗装された鉄骨を建築現場で見ますが、アレです。
で、日本海軍の場合この錆び止めプライマーは青色のものでした。それをケチってうすーく塗っていたためジュラルミンの銀が透けてメタリックブルー、つまり青竹色に見える訳ですね。そしてジュラルミンの地肌のままでは中々塗料の密着性が悪く、プライマーを塗ることによって密着性を向上させてました。しかし、大戦末期になると一刻も早い完成が要求されたためこの工程が省かれ、プライマー無しで直に塗装が施されるようになります。さらに上に塗る塗料自体の質も低下していました。その結果、さほど使ってないのにどんどん塗装が剥がれてあら不思議、あっという間に歴戦の機体風に!という現象が起きます。末期も末期になると工場出て納入されて即特攻ですから塗装が剥げる暇すらなかった機体も数多くありますが・・・
模型的にはこの塗装剥げの再現は大戦末期の日本軍機を作る上で「それっぽさ」を表現するのに、その手軽さも相まって非常に好都合です。
方法としては下地に銀を塗装→機体色を塗装→機体色を剥がして下地を露出させる、というのと機体色の上に銀を描き込んでいくというのが主です。
前者は実機の塗装剥げと同じ過程なのでよりそれっぽくなりますが、後者の方が手軽です。
塗装は剥がす場所も適当ではなく、整備員や搭乗員が触れるところ、応力が集中するところ、温度変化が激しいところに塗装剥げは発生します。具体的に場所を言えば翼と胴体の接合部、コクピット周辺、主翼前縁等ですね。また、エンジン始動時に機体が暴れないように尾翼のところにバラストや人を乗せていたという話ですから、その部分も塗装剥げが発生します。
逆に国籍マークや敵味方識別帯は塗装が剥げたら整備員の手によって直ちに塗り直されたそうですから、この部分はあまり剥がさない方が良いと思います。
この作業には実機写真が一番参考になるので、手元に用意しておきましょう。
それと機体下面も巻き上げた砂とかで同様に塗装が剥げると思うのですが、下面が分かるアングルで撮られた写真なんてごくごく限られているのでどんな風に剥げるのか謎・・・
はい、長々書きました。次はデカールを貼ります。

かなり柔らかいのでマークソフターは使わない方が無難かも・・・・使ったけど・・・
ここら辺の手順は人によって前後するところで、デカールを貼った後にスミ入れやウォッシングをする人もいますね。多分その方が統一感が出るのでしょうけど、個人的にはウォッシングでガシガシやっている時にデカールを破いてしまうのが怖いのでウォッシング→デカールにしてます。
各部品を取り付けて完成!

実は部品を二つほど無くしていて、一つは脚のカバー。もう一つは右翼のエルロン作動ロッド。結局どちらも見つからず自作したのですが、エルロン作動ロッドは再び紛失・・・もう諦めました・・・
後日、完成記事を書きます。
ではでは・・・・























